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童話(@tatanai_douwa)の詳細です

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「棒に振る」の意味が分かりますか

ダニえルさん(@danigorou)という方がいる。何年もTwitterで相互フォローで、二度ほどお会いして話したのだが、言語に対して鋭い感性を持っている人だとつくづく思う。今回の記事は、彼の何気ないツイートから掘り下げる内容になっているので、まずは彼のツ…

「ゆるやかな嫌煙」に対する喫煙者からのアンサー

友人にあかごひねひね(@akagohinehine)という人物がいる。彼とは何度か食事をともにし、会話を楽しんだ。Twitterアカウントの立ち位置や境遇、普段考えていることなどが似通っていて、距離を縮めるに至った。 そんな彼がこのたび「ゆるやかな嫌煙」という…

掛け声化した言葉

相槌に成り下がった言葉という記事を書いた直後、運命的なエッセイに出会った。同じような感情を、自分より遥かに明晰な文章で綴られたそれは、著者の名前を「野矢茂樹」という。僕が敬愛する哲学者だ。エッセイ集『哲学な日々 考えさせない時代に抗して』よ…

相槌に成り下がった言葉

恋についての様々を会話している男女。お互いの価値観を摺り寄せながら徐々に距離を縮めていくその様は、何とも微笑ましい。この間もカフェでカップルが第三者の恋愛模様について語っていた。その中で、男性が何気なく使った言葉に、何ともいえない違和感を…

煙草にまつわるエトセトラ

喫煙者は、どこか雰囲気に恋しているところがある。もちろん単にニコチンとタールに依存している側面は否定しないが、それだけではないのもまた事実なのだ。紫煙を燻らす刹那、化学物質ではない何かに癒され、楽しんでいる。そのひとつに、言葉がある。 煙草…

傘をさす

クリスマスも近づいた頃、思い出したかのような雨が降った。無粋な表情をする空を拒絶する意思を、傘をさすことで表明する。濡れたら困るのは、濡れたら生きづらいからだろう。そう考えると、傘をさすことも「生きる」ことの一環なのかもしれない。 新宿にて…

少し田舎

少し田舎、という雑な言葉が許されるなら、そう表現したい町がある。僕の地元だ。巨大なビルとうるさいネオンが支配する都会からは、電車で三十分。商店街がシャッターの色を隠さない程度にはさびれているが、子どもの色鮮やかな声はまだ聞こえる。図書館と…

読書感想文雑感

小学生時分、読書感想文だけが8月の34日まで白紙だった。単に面倒だったこともあるが、そもそも「感想」という言葉の意味が理解できなかった。「感想文」なら「読んでいるときにお母さんから服を脱ぎっぱなしにしていることを怒られてムカついた」とか「…

優遇されすぎな言葉たち

夏の晴れた日。せっせと仕事をした後に、同僚とこんな言葉を交わした人は多いだろう。 「焼肉でビールいっちゃうか」 焼肉でビール。魅惑的な言葉である。誰しもがジューシーな牛肉と、罪深く泡立った琥珀色の液体を想像する。喚起されたその光景は、聴覚だ…

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オカマとの対談ブログ(http://dimdouwa.hatenablog.com/)を始めて、早くも一週間が経過した。試行錯誤の段階ではあるが、ある程度の方向性が見えてきたと自負している。しかし、ひとつ問題点が。オカマのLINEの返信が、少し遅いのだ。それには「オカマは忙…